犯罪者はこのツールキットを使用して正規アプリを不正アプリにリパッケージし、再配布する。林氏は実際にこのツールキットにより作成した不正アプリのデモを行い、連絡先情報やショートメッセージ、画像など保存データの窃取や、スマートフォンのマイク機能による盗聴、GPS機能による位置情報の取得などを遠隔操作により行った。林氏は、こうした脅威の傾向に対し、トレンドマイクロではクラウド型アプリ評価サービス「Trend Micro Mobile App Reputation」を紹介、審査を回避する不正アプリの検出が可能であるとした。