--OP曲『Burn My Dread』は『呼ばれた』ものでなく、『P3』の世界観を反映して作られた。
--目黒 そうですね、OPは初期に作ったとかではなくて、開発の作業がはじまって何ヶ月も過ぎ、何曲か書いて、世界観もだんだん見えてきてという状況で、『P3』っていうものがなんなのか、自分の中でわかってきてから「じゃあ看板書くか」という感じでした。 なので『Burn My Dread』はやっぱり、このゲームの看板の音楽という認識で作ってますね。
--『PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth』の注目ポイントなど教えていただけますか。
--目黒 『P3』の曲が劇場版のおかげで増えたのがぼくはうれしかった。『PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth』のためにいくつかの新曲が書かれたのはもちろん間違いなくて、『P3』の世界を彩る曲を新しく増やすことができたのはぼく個人としてうれしかったです。 そこら辺を楽しみに聞いていただけたらいいなと思います。特に既存曲に親しんできたファンのみなさんは、新しい曲を見つける楽しみというものを持っていただけたらと思います。
--ファンに向けてメッセージをお願いします。
--目黒 『PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth』を、『P3』をプレイした方も、映画で初めて触れられる方も楽しんでいただけたらうれしいです。 そしてゲームの『P3』のことをおもしろそうだな、やったことないけどやってみようかなって思ってもらえたらなによりです。なので、既に『P3』をプレイしている方はソフトを棚から引っ張り出してもう一度プレイしていただいたたり、まだプレイされていない方は新品を買って(笑)ぜひプレイしてほしいです。 [取材/構成 細川洋平]