超小型衛星「WNISAT-1」が、本日21日16時10分11秒(日本時間)に打ち上げられた。 「WNISAT-1」は、ウェザーニューズとアクセルスペースが共同開発した気象情報向け衛星。27cm四方の立方体、重量約10kgと超小型サイズで、同機はピギーバック方式でドニエプルロケットに搭載される。同衛星には可視光バンド光学カメラと近赤外光バンドのカメラが搭載されており、北極海域の海氷の状態を観測し、観測結果は海氷の分布予測のために利用される。 打ち上げの模様はウェザーニューズの特設サイトとアクセルスペースの打ち上げ特集ページで速報。ウェザーニューズの特設サイトでは、トップページのカウントダウンが「本日打ち上げ」に続き、16時30分には「日本時間11月21日16時10分11秒に宇宙へと無事出発しました」と打ち上がったことを確認して報告した。 また、同サイトの「ロシア現地リポート」でも、「16時28分頃、WNISAT-1が無事分離されたことが確認されました」とロケット分離を報告。現時点では順調に推移しているようだ。 同衛星は、20時40分頃(同)予定のWNISAT-1からの信号受信確認をもって「打ち上げ成功」と判断する。