電気通信事業者協会(TCA)は8日、携帯各社10月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。9月の集計で過去最大の純減数を記録したNTTドコモは、37,100件の純増と盛り返した。 各社の数字は、NTTドコモが61,809,100件で37,100件の純増、KDDI(au)が39,204,100件で158,900件の純増、ソフトバンクモバイルが34,294,900件で229,400件の純増となった。純増数ではソフトバンクが首位を守ったほか、NTTドコモが2ヵ月ぶりに純増に転じた。 MNPでは、KDDI(au)が83,900件、ソフトバンクモバイルが8,300件の転入超過、NTTドコモが93,100件の転出超過となった。9月の数字がKDDIが110,800件、ソフトバンクが22,700件の転入超過、ドコモが133,100件の転出超過なので、NTTドコモからの転出が減り、ソフトバンクへの転入も減ったのが目立つ。KDDIはこれで25ヵ月連続MNPトップとなった。 今回の結果についてNTTドコモでは、iPhone 5s/5cの在庫状況が改善されてきたことや冬春モデル販売が好調であること、各種割引サービスの拡充やキャンペーンが効果を上げているとし、とくに10月後半の実績が好調だったとしている。 KDDIでは、純増数・MNPの伸びはやや小さかったが、とくにMNPは好調な水準と見ている。ソフトバンクモバイルでは純増数が好調だったことを評価している。 iPhone 5s/5cの販売が本格化した10月だが、ソフトバンクは過去2年の新型iPhone発売時期にMNPで苦戦しており、今回も9月の22,700件から10月は8,300件と転入超過数を減らした。なお10月集計からウィルコムなどが離脱し、毎月契約者数を公表するのはNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3社のみとなった。
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