日本マイクロソフトは29日、パブリッククラウドサービスであるWindows Azureの「Windows Azure HDInsight(以下HDInsight)」の正式な運用を開始した。HDInsightは、Apache Hadoopと100%互換のHadoopクラスターを搭載した Big Data解析ソリューション。 HDInsight を使用すると、構造化されているかどうかに関係なく、任意の種類およびサイズのデータを管理するクラウドベースの最新データプラットフォームで、Big Dataの価値を最大限に活用できる。 またHDInsight を使用すると、Microsoft の最新データ プラットフォームで、あらゆる種類のデータをシームレスに処理できる。このプラットフォームは、クラウドで実行される、エンタープライズ対応のオープンな Hadoop サービスを提供し、シンプルさと管理のしやすさを実現する。Microsoft のデータ プラットフォームとの統合により、PowerPivot、Power View、およびその他の Microsoft BI ツールで Hadoop データを分析できる。 HDInsight を使うことで、クラウド上で迅速且つ安価にHadoopクラスターを構築できるようになる。HDInsight はヘッドノードと1つ以上の計算ノードで構成され、プレビュー期間中はヘッドノードが1時間26.58円、計算ノードが1時間13.29で利用できる。 これまで、自前でIaaS上にHadoopクラスターのデプロイには数日から数週間を要していたが、Windows Azure にHadoop クラスターをデプロイすることによって、所要時間を数分に短縮できる。また、作業の終わったクラスターは、シャットダウンすることでコストセーブできる。価格●HDInsight のノード タイプヘッド ノード XL (A4) インスタンス●プレビュー:クラウド サービスのSインスタンス時間(11月30日まで)26.68円/時●GA:HDInsight 時間(12月1日より)53.15円/時HDInsight のノード タイプ●計算ノード L (A3) インスタンス●プレビュー:クラウド サービスのSインスタンス時間(11月30日まで)13.29円/時●GA:HDInsight 時間(12月1日より)26.58円/時※ストレージやデータ転送など、HDInsight に関連するその他の Windows Azure サービスについては、ストレージとデータ転送の標準料金を使用して別途課金される。
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