日本デジコムは10月29日、 スラヤ衛星携帯電話・インマルサット衛星電話・携帯電話等のマルチプラットフォームに対応した、M2M用モバイルサーバ「MQシリーズ」(開発:テレインフォ)を発売することを発表した。11月1日より販売を開始する。 「MQシリーズ」は、日本では初となる、スラヤ衛星携帯電話での通信に対応したM2M用モバイルサーバ。消費電力は5Wで、手のひらサイズ&300g以下の小型筐体となっている。インマルサット衛星電話/携帯電話(3G/4G)のほか、WiFi/有線LANにも対応しており、さまざまなM2M環境を構築することが可能。利用回線は随時切り替えることもできる。 また、ショートメールでの機器の制御が可能。デジタル入出力接点による制御、シリアルコントロール機能・スーパーインポーズ機能などの監視ソリューションにも対応する。 製品ラインアップは、「MQ」(1接点モデル)、「MQ-4」(4接点モデル)、「MQ-8」(8接点モデル)の3タイプで、いずれもオープン価格。標準構成の販売に加え、受託開発/カスタマイズ/オリジナルブランドでの商品化にも対応する。