Real Socket Frameworkは、WebSocketベースのアプリケーションを開発するためのプラットフォームだ。WebSocketはリアルタイムWeb通信などと呼ばれるW3Cの標準プロトコルで、HTTP通信の欠点を補うためコネクションを維持できるといった特徴があり、組み込み機器への応用も考えられている。難しい処理はサーバーに任せることができ、ハードウェア部分は、ネット接続やセンサーの入出力などに集中できるため、シンプルなハードウェアで付加価値の高い機能を家電製品や制御機器に適用できる。インターネット接続部分にスマートフォンを利用すれば、サーバーサイドの処理と通信とデータ同期の処理をフレームワークに任せることができる。