富士ゼロックスは24日、文書の背景に目立たないように極小ドットの描画情報を埋め込むことができる低視認性コードMISTCODE(Micro-dot Iterated and Superimposed Tag CODE/ミストコード)を開発したと発表した。2次元コードと異なり、レイアウトを変えず情報を埋め込むことが可能だ。 ドットをある規則で配置したパターンで構成し、このパターンを紙の出力文書に分散配置して情報を埋め込む。ドットを広範囲に配置することで、用紙の一部が欠落しても、残りの部分に埋め込まれたコード情報から電子文書を特定することが可能で、埋め込む情報により紙文書の漏えい抑止に利用することもできる。また帳票IDなどを埋め込むことで、手書き帳票の管理にも活用できるとしている。
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