まずドコモであるが、6月はAndroid端末の「Xperia Z SO-02E」で調査している。パケ詰まり率は4.9%、当時も3キャリアのAndroid端末の中では最も悪いスコアであった。加入者の純減が取り沙汰されているとはいえ、国内最大の通信キャリアとしてまだまだ多くの加入者を抱えており、特に全国隅々まで安定した電波を構築する必要があるドコモ。音声通話利用者も多いことから、3G方式の通信にも十分に配慮しなければならない為、人口が集中する時間帯やエリアでは、通信の速度や接続率の低下が避けられないようだ。
最後にソフトバンク。6月はAndroid端末の「AQUOS PHONE Xx 203SH」と「iPhone 5」で調査していた。「AQUOS PHONE Xx 203SH」はパケ詰まり率0%でauと同率1位だった。ソフトバンクのAndroid端末で採用するAXGP(TDD-LTE)方式はPHSの基地局を活用でき、その点で人口の多い都市部で密なエリアを構築できているのではないか。