ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックが共演する映画『ゼロ・グラビティ』のニューヨークプレミアが全米公開直前の10月1日、AMCリンカーンスクエアで行われた。 会場には、レッド・カーペットの代わりに、宇宙空間をイメージした“ブラック・カーペット”が敷かれ、主要キャストが登壇。1,000人あまりのファンの大歓声に包まれた。 本作は、宇宙飛行中、突如宇宙空間に放り出されてしまう事故に巻き込まれた人間のサバイバルを描いた感動ドラマ。 スペース・シャトルに同乗したメディカル・エンジニアを演じたサンドラ・ブロックは、美しい純白のドレス姿で登場。二度目のオスカー獲得の声が高まっていることについて聞かれると、「この映画は、言語を超えて世界中の人々が共感できる映画だと信じています。監督はまるで一冊の本のように、人々が自分自身の経験や体験をなぞらえることができる作品に仕上げてくれています」と作品への自信を寄せた。 又11月上旬に、第39次長期滞在で日本人初のISSコマンダー(司令官)として飛び立つ宇宙飛行士・若田光一氏について、「知ってます! 素晴らしいわよね。無事を祈ってるわ」とエールを送った。 ベテラン宇宙飛行士を演じたジョージ・クルーニーは、劇中でサンドラを助け勇気づける役柄にちなんで、東京五輪が決定したことを知らされると「東京五輪決定は素晴らしいことだ。もちろん東京(日本)を勇気づけると思うよ」と日本のファンに向けて祝福の声を寄せた。 『ゼロ・グラビティ』は12月13日より全国にて公開。配給:ワーナー・ブラザース映画