デジタルアーツ株式会社は9月10日、「未成年の携帯電話・スマートフォン使用実態調査」の結果を発表した。本調査は、ネット教育アナリストの尾花紀子氏監修の下、携帯電話・スマートフォンを所持する全国の小・中・高校生男女618名、およびその保護者層618名、合計1,236名を対象とした、第4弾となる利用実態調査となるもの。調査結果によると、何らかの携帯電話を持つ未成年者(10歳~18歳)のスマートフォン所有率は昨年11月に37.4%だったが、今回は50.0%に上昇。高校生は70%を超え、特に女子高校生が74.8%と増加が顕著であった。全体のフィルタリング使用率は32.8%で、スマートフォン所有者は31.4%、スマートフォン非所有者は34.3%。高校生になると「自由に見られない」ことを理由に使用率が減少。特に女子高校生は16.5%と一番低かった。ネット上で情報発信する時に特に何も気をつけていない人は全体の45.1%。特に女子中学生、女子高校生は自分の情報・他人の情報ともに発信することに抵抗がないことが明らかになっている。ネットで知り合った人とリアルで会いたい・会ったことがあると回答したのは未成年者が39.8%。女子高校生が1番高く前回53.1%から今回65.8%に増加した。
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