日産自動車は、ビジネス利用における車両の経済性、安全性向上を目指した新しいITサービスを、現在北米で開催している大規模試乗会「日産N360」で公開した。同ITサービスでは、サービスを利用する企業に対して、保有車両のメンテナンス情報や、ドライバーごとのエコ運転診断結果、スマートドライブ診断結果を提供。これにより、利用企業はランニングコストの低減やドライバーの安全運転意識の向上を実現。安全性や経済性に優れた運行管理が可能となる。日産自動車では、今回のサービスを実現するため、顧客が保有する車両の各種情報を、高いセキュリティー性を保ちながら、他の車載機器やスマートフォンなどの外部IT機器へ提供できるシステムを新たに開発。これにより、ビジネス向けの専用カーナビゲーションに匹敵するサービスを廉価で提供することが可能になるという。公開中のサービスは、今後、発売を予定しているビジネスユーザー向け車両での導入を検討していく。
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