中島みゆきが23日、ツアー「中島みゆき『縁会』2012~3」の最終公演を大阪で行ったが、この最終日のステージに中島美嘉が登壇するサプライズがあった。 中島美嘉は、22日に中島みゆきが書き下ろした楽曲「愛詞(あいことば)」(MBS・TBS系全国ネット「宇宙戦艦ヤマト2199」エンディングテーマ)をリリース。今回のサプライズ出演はこの縁によるもの。実は中島みゆきのライブにゲストとしてアーティストが招かれるのは史上初だという。 本編を終え、会場のアンコールにこたえ再び中島みゆきが登場。事前のMCもなく「愛詞(あいことば)」のイントロが始まると、楽曲の一番を中島みゆきが歌い、間奏で中島美嘉がサプライズ登場。その突然の姿に会場から暖かい歓声が飛ぶと、そのまま2番を歌い、最後のサビは中島みゆきが中島美嘉の歌にハーモニーを付けるという奇跡のデュエットが実現した。中島美嘉が歌い終わると、中島みゆきがギュッと中島美嘉の手を握り、会場を沸かせた。 レコーディング時に中島みゆきの仮歌を聞き、「みゆきさんの歌にはかなわないから、精一杯自分らしく歌う」と話していた中島美嘉にとって本当に貴重なライブとなったとともに、ファンにとっても“ビッグサプライズプレゼント”となった。