ドイツの高級車メーカー、アウディは5月22日、駐車料金をワイヤレスで決済するサービスの実証実験をドイツで拡大すると発表した。
このサービスは、「アウディ・コネクト・ワイヤレス・ペイメント」と呼ばれるもの。現在、アウディの本拠地、ドイツ・インゴルシュタットにおいて、一部のドライバーが実証実験に参加している。
アウディは今回、この実証実験の拡大を宣言。現在、インゴルシュタットの9か所の駐車場に、アウディ・コネクト・ワイヤレス・ペイメントを導入。最大6200台が、合計21か所のゲートでこのサービスを利用中。これを最大1万3000名が参加できる体制へと、実証実験を拡大する。
アウディ・コネクト・ワイヤレス・ペイメントは日本のETCのように、車両と駐車場のゲートの間で無線通信を行い、入り口でのチケットの受け取りと出口での料金の精算を省いたシステム。
アウディは今後数か月に、新車をカンパニーカーとして貸与される全社員に、アウディ・コネクト・ワイヤレス・ペイメントに参加してもらう計画。
アウディの駐車料金ワイヤレス決済サービス、実証実験拡大へ…ドイツ
《森脇稔@レスポンス》