5月10日に刊行されたばかりの東野圭吾『真夏の方程式』文庫版だが、刊行元の文藝春秋は発売8日目にあたる17日に累計100万部となる増刷を決定したと発表した。 同書は初版は30万部でスタートしたが、刊行直後から動きが予想以上に早く、本日4刷10万部を決め100万部に到達したという。同書はガリレオシリーズ最速での100万部到達となった。同社での東野作品の累計は1139万6000部。もっとも売れている作品はガリレオシリーズ第一作『探偵ガリレオ』で218万部。『真夏の方程式』は、『探偵ガリレオ』より早く100万部に到達したことになる。 「ガリレオ」シリーズに関連しては、フジテレビで連続ドラマ「ガリレオ」(福山雅治主演)が放送中。また、6月29日からこの『真夏の方程式』を原作とする映画「真夏の方程式」が全国東宝系で公開される。