世界的な人気ゲーム『サイレントヒル』を実写化した映画『サイレントヒル:リベレーション3D』が、7月12日より全国公開される。累計840万本を売り上げたホラーアドベンチャーゲーム『サイレントヒル』の映像作品だ。シリーズの映画化は2006年に続いて2度目となる。前作のヒットもあり、待望の新作登場となった。暑い夏を涼しく過ごしたい人にぴったりの1本だ。本作の日本公開にあたり、日本語吹き替え版のキャストが発表された。出演するのは、浪川大輔さん、山野井仁さん、大塚芳忠さん、田中敦子さん、渡辺美佐さん、定岡小百合さん、石田太郎さん、釘宮理恵さんらである。アニメファンにもお馴染みの人気、実力派声優陣が名を連ねている。浪川大輔さんが演じるのは、主人公ヘザーに好意を寄せる少年ヴィンセント。「この時代の技術が存分に発揮されている映像美と、人物の葛藤や絆も丁寧に描かれています。映画の素晴らしさを是非味わって下さい」とコメントをしている。また、『攻殻機動隊』の草薙素子役で知られる田中敦子さんは教団を率いる女司祭クローディア役に、大塚芳忠さんは私立探偵ダグラス・カートランド役を担当する。ハリー・メイソン役の山野井さんは前作から引き続き起用された。山野井さんは、「お父さんは今回も娘や妻のためにがんばってますよ~!収録時は白黒の映像でしたが、それでも十分怖かったです。サイレントヒルの独特の空気感、ぜひご堪能下さい」と話す。私立探偵ダグラス・カートランド役の大塚さんも「私も声優人生30年。様々やってきましたが、中々ないよ、こんな恐ろしいの。半端でない残酷さ。決して逃げられない闇。とにかく痛い!私も痛い目に遭います。それを3Dで。あ~こわい!!」とアフレコの様子を紹介する。一方、主人公のヘザー/アレッサ役は、今回発表されなかった。後日、明かされるとのことだ。そのキャストも気になる所だ。声優陣までをも震撼させたという映像はどのような仕上がりを見せているのか。今夏の公開が待たれる。[高橋克則]『サイレントヒル:リベレーション3D』7月12日TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショーhttp://silenthill3d.gacchi.jp/監督・脚本: マイケル・J・バセット音楽: 山岡晃 [出演]アデレイド・クレメンス、ショーン・ビーン、ラダ・ミッチェル、マルコム・マクダウェル、キャリー=アン・モス