累計発行部数400万部を突破した人気マンガ『土竜の唄』の実写映画化が進行中だ。監督にはマンガ原作の映画を数多く手がけてきた三池崇史さん、脚本に舞台やドラマでも活躍する宮藤官九郎さんを起用した2014年公開の話題作である。主演はジャニーズ事務所の生田斗真さんが務める。今回、新たに脇を固めるキャスト陣が明かされた。堤真一さん、仲里依紗さん、山田孝之さん、岡村隆史さん、上地雄輔さんら名を連ねた豪華な布陣で映画化に挑んでいる。さらに、原作そのままのパンチの効いた衣装に身を包んだ役姿も初披露された。プロデューサーは、「原作の個性的なキャラクターに負けない、魅力的で存在感のある役者さんたちにオファーした」と語る。俳優陣は、主演の生田さん以外はすべて三池組経験者で固められている。演技力だけでなく身体能力や体力を兼ねそろえた役者が揃っており、コメディ作品でありながらも連日激しい本格アクション撮影が行われた模様だ。追加キャストは上記5名の他に、吹越満さん、遠藤憲一さん、皆川猿時さん、大杉漣さん、岩城滉一さんら、ベテラン俳優の名前も発表されている。すでに撮影は終了しており、殺陣、カースタント、ガンアクション、ワイヤーアクションなど様々な要素が盛り沢山の内容になっている。また、本作はマンガを忠実に再現した派手な衣裳やメイクも見所の一つである。原作のイラストと共にその姿も初公開された。奇抜なファッションに身を包んだり、刺青メイクを施したりと、各人が全力を尽くして役になりきっている。再現度の高いビジュアルも要注目だ。『土竜の唄』は2005年に「週刊ヤングサンデー」にて掲載され、現在は「週刊ビックコミックスピリッツ」で連載している高橋のぼるさんの作品だ。潜入捜査官の活躍を描く。交番勤務の巡査・菊川玲二は署長に呼び出され、突然クビを言い渡される。実は表向きは懲戒免職と言う形をとりながら、犯罪組織に潜入してターゲットを挙げる潜入捜査官、通称「モグラ」になれと言う命令だった。狙うのは関東一の広域暴力団・数寄矢会組長の轟周宝。果たして玲二は無事にモグラとしての任務を果たすことができるのか…。[高橋克則]『土竜の唄』2014年2月公開http://mogura-movie.com/[キャスト]生田斗真 (菊川玲二)堤真一 (日浦匡也)仲里依紗 (若木純奈)山田孝之 (月原旬)岡村隆史 (猫沢一誠)上地雄輔 (黒河剣太)吹越満 (酒見路夫)遠藤憲一 (赤桐一美)皆川猿時 (福澄独歩)岩城滉一 (轟周宝)大杉漣 (阿湖正義)[スタッフ]監督: 三池崇史脚本: 宮藤官九郎原作: 高橋のぼる(小学館 週刊ビッグコミックスピリッツ連載)製作プロダクション: オー・エル・エム