ニールセンは3日、四半期に1度発表している「スマートフォン・メディア利用実態調査レポート」から、年間のトレンドをまとめた分析結果を発表した。 それによると、インターネット利用者の割合について、パソコンからのインターネット利用は年間を通して横ばいだったが、スマートフォンからの利用は2012年の1月に17%だった利用率が、2012年の10月には従来型携帯電話からの利用割合を逆転、さらに2013年1月に35%となり、1年で倍増していることが明らかとなった。 性年代別の利用状況を2012年と2013年の3月期で比較すると、男性が40代で8ポイントの増加、女性が30代で5ポイント、40代で6ポイントの増加となっている。2012年から2013年にかけて、「スマホからのインターネット利用」が年齢の高い層にも普及している現状が伺える。OSの利用割合では、auからもiPhoneが発売開始され、2012年10月にはiPhone5が発売されたが、Androidが6割、iOSが4割となっており、この状況は年間を通して変化がなかった。 Androidの利用状況について詳細を見ると、一人あたりの利用時間、一人あたりの利用頻度とも月を追うごとに伸長していた。アプリとブラウザの利用内訳では、アプリの利用がブラウザよりも多い結果となっている。アプリからのサービス利用増加が、スマホからのインターネット利用を倍増させたと見られる。 なお、アメリカではSNSとショートメッセージサービス(SMS)がスマートフォンの利用時間全体の20%を占めている状況とのこと(Nielsen Mobile NetView US 2012年8月データより)。
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