NTTソフトウェアは6日、クラウドサービス内にデータを暗号化保存することで、情報漏えいを防止する国産初の製品「TrustBind/Secure Gateway」を発表した。4月1日から販売を開始し、クラウドセキュリティ市場に本格参入する。 「TrustBind/Secure Gateway」(トラストバインド・セキュアゲートウェイ)は、指定された個人情報や機密情報を暗号化してからクラウドサービスへ送信し、クラウドサービスから暗号化された情報を受信、復号する機能を提供するサービス。「TrustBind/Secure Gateway」を企業内のDMZに設置し、通信がすべてこの装置を通過する仕組みとなっている。第一弾として、Salesforceに対する暗号化/復号機能を提供する。 検索やソートにも対応可能な暗号方式と暗号強度の高いAES方式を項目ごとに選択して適用できる。これにより、たとえばSalesforceへの顧客情報の登録や検索といった、クラウドサービスの持つ機能を損なわない形でのセキュリティ強化を実現したのが特徴。日本語での暗号情報の検索・ソート機能における利用にも完全対応する。 標準価格は、ライセンス定価が月額1IDあたり1,000円(別途導入に必要なシステムインテグレーション費用などが必要)。ハードウェア費用が別途必要、保守費なし。
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