中国国際用品展13では、カービューティ関連から電装品まで幅広く出展がある。インテリアに関しては、シートを展示する事業者が多い。レクサスやポルシェ、メルセデスのロゴをあしらったシートを堂々と展示するなど、細かなものまで含め模倣品を気にしているときりがない。中国で自動車アフターメンテナンス事業を手がける経営者に、こうしたコピー製品について話しを聞くと「メンテナンス部品については純正、コピー、市販と3段階を用意して客に提示します。その上で使用する部品を決めます」とした。コピー製品やブランドデザインの無断使用に対する考え方は極めてドライ。コピーであることを充分理解した上で、価格との秤にかけ、合理的な判断を下す。レクサス印のシートがメインに飾られるのも消費者ニーズを反映したシンプルな考え方に基づいている。女性を狙った可愛らしいデザインのシートも展示されていたが、よく見ると既存の人気デザインを少し改良した程度。こうした商品について、どこまでがオリジナルであり、どこまでが模倣であるか、国や商習慣を超えて規定することは困難。顧客の満足を得られればよいのか、ビジネス面でのモラルを守るのか。13億の中国市場。郷に入れば郷に従えとは、こうしたときに生きる教えなのかもしれない。