NTTドコモは27日、宮城県仙台市の中心部において、ポート12か所および自転車100台を配備し、コミュニティサイクル(レンタサイクル)事業「DATE BIKE(ダテバイク)」を3月16日より提供することを発表した。 「DATE BIKE」では、ドコモが新たに開発した「次世代サイクルシェアリングシステム」を採用。これまで、サイクルポートが持っていた通信機能やGPS機能、遠隔制御機能(自転車の貸出停止や電動アシスト機能のバッテリー残量の把握等)を、直接自転車本体に搭載することで、専用の駐輪場システムを不要とした。自転車本体のみで、自転車の貸出・返却管理や施錠管理を完結させることが可能。 利用にあたってユーザは、携帯電話から会員登録を行い、貸し出しを希望するポートの自転車を予約。予約時に払い出されるパスワードを、自転車の操作画面に入力することで、利用が可能となる。利用料金は、基本プランと一日パスの2つのプランが提供される。 現在、ドコモは、神奈川県横浜市において「横浜都心部コミュニティサイクル社会実験baybike(ベイバイク)」(2011年4月より実施中)や、東京都江東区において「江東区臨海部コミュニティサイクル実証実験」(2012年11月より実施中)を実施している。「DATE BIKE」サイトhttp://docomo-cycle.jp/sendai/