社員のほぼ全てが高専の卒業生だという筑波のベンチャー・FULLER株式会社が、バロセロナで開幕した「Mobile World Congress」でJETRO(日本貿易振興機構)が主宰する「ジャパンパビリオン」にブースを構えていました。FULLERはスマートフォン向けのアプリを開発している企業で、主力となっているのは、不要なアプリをアンインストールしたり、シャットダウンすることで端末の動作速度やバッテリー消費を抑える「ぼく、スマホ」「AppQuarium」というアプリです。これらは単なるユーティリティではなく、こうした行為を通じて、前者は"魚"、後者は"おじさん"の調子を整えたり、育成したりといったゲーム的要素を組み込むことによって楽しみを与えてくれる作りとなっています。MWCでは、こうしたアプリで収集した情報を元に、日本におけるスマートフォンのアプリ利用状況をユーザー属性別にまとめた「App Analytics Report for MWC」として1枚のチラシにまとめて配布。例えばアプリの利用時間はゲーマーでは夜型ですが、社交的な人は朝と深夜といった特徴が分かるものとなっています。今後はこうした統計情報をビジネス化したい意向ということで、海外展開も視野に入れ、今回のMWC出展となったようです。
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