米航空機大手ボーイング社は一連のB787問題に関し、原因究明の一環として米連邦航空局(FAA)に試験飛行の申請を行った。これは現在運航を停止している最新鋭中型機B787型機が、運航トラブルの原因とされるバッテリー問題の原因究明作業の一環として、許可が下りればすぐにも実施したいと申請をおこなったもの。米メディアによると、ボーイングはB787の試験飛行を通じて、実際の飛行中でのバッテリーの働きなどを、電気系統のデータを収集するほか、問題解決のための方策をテストしたい意向を当局に示している模様。B787は、年初から日米で運航トラブルが相次いでおり、FAAが1月16日から運航停止を指示している。日米の操作も今のところ難航しており、今回の試験飛行に大いに期待を寄せているようだ。