Evernoteは1日、iPad用手書きアプリ「Penultimate 4」と、会った人の情報の記憶するアプリ「Evernote Hello 2.0」の2つを、メジャーアップデートして公開した。 「Penultimate 4」では、インターフェイスを刷新し、重要な機能がよりアクセスしやすくなり、あまり使わない機能はメニュー内に格納された。また、Evernoteとアプリが密接に連携され、「Evernote」の手書き文字を検索できる機能が新たに追加された。あわせてEvernoteの同期機能も強化され、手書きのノートはすべてEvernoteをインストールしてあるコンピュータやモバイルデバイスからアクセス可能となった。 さらに従来は有料アプリだったが、今回のアップデートを機に無料アプリとなった。なおPenultimate 4を利用するには最新OSであるiOS 6が必須。次回アップデートでiOS 5に対応する予定。 「Evernote Hello 2.0」では、完全にデザインが刷新され、前バージョンの「顔」を中心としたアプローチを拡張し、関連情報が一目で閲覧可能となった。さらにFacebookやLinkedInとの連携が可能となった。またプレミアム機能「名刺スキャン」(今後2~3ヶ月は無料試用が可能)や新機能「Hello Connect」など多数の改善点が加えられている。 「Hello Connect」では、他のEvernote Helloユーザと、電子音を使って連絡先情報が交換できる。まずグループ内の全員にiPhoneでEvernote Helloを立ち上げてもらい、アプリが起動できたら誰かひとりが「連絡先を追加」メニューでHello Connectをタップすると電子音が鳴り始め、数秒でみんながつながるという。