第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が2月13日から2月24日まで開催される。メイン会場は東京・六本木の国立新美術館、サテライト会場はシネマート六本木、東京ミッドタウン、スーパー・デラックスとなる。本展では国内外3503作品の応募から選ばれた受賞作品の紹介が行われ、シンポジウムや作品上映など様々なイベントも実施される。文化庁メディア芸術祭受賞作品展は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門の作品を紹介する大型企画だ。メイン会場では受賞作を中心に幅広いジャン受賞作品を中心に、メディア芸術作品の展示を行う。最先端のテクノロジーを駆使したインタラクティブアートや、グラフィック作品のほか関連資料なども用意されている。、アニメファンやマンガファンには、作品の原画や設定資料などが興味深いだろう。サテライト会場であるシネマート六本木では映像作品の特別プログラムの上映会を開催する。アート部門の映像作品、劇場アニメーションや短編アニメーション、ミュージックビデオ等の特別プログラムをスクリーン上映する。また、受賞者を招いたトークも行われる。マンガ部門のすべての受賞作品、審査委員会推薦作品を閲覧できるマンガライブラリーを併せて開する設。毎年恒例となった海外アニメーションフェスティバルの受賞作品等も見ることができる。さらにアート部門の大賞を受賞した『Pendulum Choir』のパフォーマンス公演をはじめ、功労賞受賞者の功績等を語り合うシンポジウム、デモンストレーションやワークショップなども数多く実施される。アニメーション部門の大賞は大友克洋監督の『火要鎮』が受賞し、功労賞にメカニックデザイナーの大河原邦男さんが選ばれている。そちらも来場者の話題を呼びそうだ。国内外のメディア芸術に触れることができる展覧会がスタートする。[高橋克則]第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品展http://j-mediaarts.jp会期: 2013年2月13日(水)~2月24日(日)入場無料(全イベント参加無料) <メイン会場> 国立新美術館 <サテライト会場> シネマート六本木 東京ミッドタウン スーパー・デラックス主催: 文化庁メディア芸術祭実行委員会