一年間発売されたBlu-ray商品のなかで、Blu-ray Discの特長を最も活かしたものを顕彰するのが、「DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」(DEGジャパン・アワード)である。2008年にスタートし、今年で5回目を迎える。BDの普及が進むに連れ、その注目度も年々増している。このDEGアワード アンバサダー(広報大使)」に、人気俳優の竹中直人さんが就任した。竹中さんは俳優、映画監督として活躍するだけでなく、ブルーレイ趣味としているという。そこでアワードの活動に賛同し、その普及活動に協力する。第5回から、アニメも含む部門がいくつか再編される。グランプリ、審査員特別賞はこれまでどおりだが、ベスト高画質賞内のアニメ部門が海外作品の洋部門と国内作品の邦部門に分割される。また、ビデオ(TV・ドキュメンタリー・音楽)部門は、TVドラマ部門と企画映像部門の2区分となる。BDの商品発売点数、販売シェアにおけるアニメーションの存在感は大きいため、アニメ部門の分割は妥当なものだろう。一方、映画部門(洋画、邦画)とTVドラマ部門へのアニメ作品のエントリーは不可となっている。このほか音楽作品を中心としたベスト高音質賞(音楽部門(クラシック)、音楽部門(ポップス他)やベストインタラクティビティ賞、ベストBlu-ray3D賞、ベストレストア/名作リバイバル賞が設けられている。ユーザー大賞は、ユーザーが直接参加できる部門だ。2012年12月26日まで、第5回 DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞のページにて投票を受付けている。すでに各部門のエントリー作品は出揃っており、こちらもブルーレイ大賞のサイトにて確認出来る。ベスト高画質賞アニメ部門(邦)には8タイトル、(洋)には3タイトルが挙げられている。日本アニメは、『コクリコ坂から』、『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』、『宇宙戦艦ヤマト2199』、『アクセル・ワールド3<通常版>』、『放課後ミッドナイターズ Blu-rayスペシャルエディション【初回限定版】』、『男子高校生の日常VOL.1』、『映画 けいおん!』、『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』である。このほかベストレストア/名作リバイバル賞には、『となりのトトロ』がエントリーしている。DEGジャパン http://www.deg-japan.jp/ 第5回「DEGジャパン・アワード / ブルーレイ大賞」http://www.deg-japan.jp/award/deg_award2013_entry.html ユーザー大賞 一般ユーザー投票ページhttp://meister.blu-raydisc.com/jp/vote■ ベスト高画質賞アニメ部門(邦)エントリー作品『コクリコ坂から』 (ウォルト・ディズニー・ジャパン)『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』 (バップ)『宇宙戦艦ヤマト2199』 (バンダイビジュアル)『アクセル・ワールド3<通常版>』 (ワーナー エンターテンメントジャパン)『放課後ミッドナイターズ Blu-rayスペシャルエディション【初回限定版】』(キングレコード)『男子高校生の日常VOL.1』 (ハピネット)『映画 けいおん!』 (ポニーキャニオン)、『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』(フロンティアワークス)。■ ベスト高画質賞アニメ部門(洋)エントリー作品『メリダとおそろしの森』 (ウォルト・ディズニー・ジャパン)『トムとジェリー ロビン・フッド DVD&ブルーレイセット』(ワーナー エンターテンメントジャパン)『マダガスカル3 ブルーレイ+DVDセット』 (パラマウント・ジャパン)