米インテルは現地時間19日、同社社長兼CEO(最高経営責任者)のポール・オッテリーニ氏が、2013年5月の年次株主総会をもって、執行役と取締役を退任する意向を発表した。 オッテリーニ氏は「私は、世界有数の優れた企業を率いたことを誇りに思います。インテルでの約40年、うち8年はCEOとして過ごした今、インテルのかじ取りを新しい世代のリーダーへと引き継ぐときが来ました。今後6か月の引き継ぎの間、アンディー・ブライアント(会長)や取締役会、経営陣とともに職務あたり、CEO退任後は経営陣へのアドバイザーとして貢献することを楽しみにしています」とのコメントを寄せている。取締役会は、オッテリーニの後任を選定する作業に入っており、社内外の人物を候補者として検討中とのこと。 また、リネイ・ジェームズ(ソフトウェア&サービス事業本部長)、ブライアン・クルザニッチ(最高執行責任者(COO)兼 全世界の製造業務統括責任者)、ステイシー・スミス(最高財務責任者(CFO) 兼 コーポレート戦略担当ディレクター)の3氏が、主席副社長へ昇格したこともあわせて発表された。