11月17日の映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開に合わせて、富士急が記念プロジェクトを開始する。「EVA:Q×FUJI:Q計画」と題されたプロジェクトタイトルは、“Q”と“急”の字を掛け合わせたものだ。主要なプロジェクトはふたつ。ひとつは映画公開と同日に運行を開始するヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車である。もうひとつは、富士急ハイランドの大型アトラクション高飛車と作品がコラボするエヴァンゲリオン×高飛車「エヴァ飛車」である。公開記念電車では、富士急行線の車両1編成(2両)の外装をエヴァンゲリオン初号機と2号機をテーマにした車体色にする。その鮮やかなカラーリングが作品への感動を呼び起こす。エヴァンゲリオンのコンセプトは、内装にも活かされる。車内では、ポスターやつり革などに劇中での名シーンや名セリフが散りばめられている。さらに運行中の一部区間では、三石琴乃さんによる葛城ミサトの声での車内アナウンスも流される。エヴァファンであれば盛り上がることは間違いないだろう。エヴァ飛車は、富士急ハイランドの呼び物である大型アトラクション高飛車をエヴァンゲリオン仕様にしたものだ。ギネス世界記録が認定する最大落下角度121度のローラーコースター高飛車の車両、アナウンス、BGM、駅舎などが全てエヴァンゲリオンをコンセプトに変更される。コース途中のトンネルには、式波・アスカ・ラングレーの巨大バナーパネルが出現、BGMは劇中のもの、碇シンジの「A.T.フィールド全開!!」のセリフと同時の角度121度落下といった演出がされる。待ち列モニターには、「EVA:Q×FUJI:Q計画」のために制作された映像を上映する。搭乗者はエヴァのパイロットとなった気持ちで、全長約1キロのコースを楽しめる。絶叫マシーンとしてのスリル、エヴァの世界観と2度おいしいアトラクションとなる。富士急ハイランドでは、エヴァ飛車以外でもエヴァを満載する。期間中は、フジQ限定オリジナルクリアファイルや缶バッジが手に入るスタンプラリーを開催、巨大フォトスポットが登場する。さらに隣接するハイランドリゾートホテル&スパに設けられた期間限定のエヴァンゲリオンルームに宿泊すると劇場前売り鑑賞券をプレゼントする。レストランにも、エヴァンゲリオンオリジナルメニューが用意されるなど、見落とせない企画で一杯になる。富士急行http://www.fujikyu.co.jp/EVA:Q×FUJI:Q計画期間: 平成24年11月17日(土)~平成25年1月31日(木)実施施設: 富士急ハイランド、富士急行線、ハイランドリゾート ホテル&スパヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車期間: 平成24年11月17日(土)~平成25年1月31日(木)※予定対象車両: 車両1編成2両(1000系車両)運行区間: 大月駅~河口湖駅1号車 エヴァンゲリオン初号機をテーマ2号車 エヴァンゲリオン2号機をテーマ