10月20日に封切られた『伏 鉄砲娘の捕物帳』が、毎週土曜にテアトル新宿で公開記念イベントを実施する。第1回は27日18時40分の回の上映終了後で監督の宮地昌幸さんと脚本の大河内一楼さんが来場する。司会進行はアニメ評論家の藤津亮太さんが行なう。『伏 鉄砲娘の捕物帳』は、桜庭一樹さんの小説『伏 贋作・里見八犬伝』を原作としたアニメ映画だ。原作を出版する文藝春秋の創立90周年記念作品である。文藝春秋がアニメ作品としては初の製作委員会の幹事を務めていることにも注目が集まっている。監督の宮地昌幸さんは『亡念のザムド』など、脚本の大河内一楼さんは『コードギアス 反逆のルルーシュ』などで知られる。またビジュアルイメージに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でデザインワークスなどのokamaさん、人物設計に『オーバーマン キングゲイナー』の作画監督などの橋本誠一さん、美術監督に『マクロス・フロンティア』などの吉原俊一郎さん、美術設計に『アクエリオンAVOL』などの青木薫さん、音楽に『鋼の錬金術師』などの大島ミチルさんといった気鋭のスタッフが集った。登場人物にも主人公の「浜路」に寿美菜子さん、“伏”の「信乃」に宮野真守さん、滝沢馬琴の孫の「冥土」に宮本佳那子さん、「浜路」の兄の「道雪」に小西克幸さん、「船虫」に坂本真綾さん、「凍鶴」に水樹奈々さん、馬加に神谷浩史さんなど豪華な声優陣だ。第1回のチケットの窓口販売は通常の上映と同様で、一般が1800円、大学・専門が1500円、高校・シニアが1000円である。10月22日からの先行販売で、チケットが完売の場合、当日券はない。ネットでの予約は限定30席で、こちらの販売は24日から26日までとなっている。なおリピーター向けに枚数限定で非売品ポスターのプレゼントも実施しているので、貴重な制作秘話と合わせて楽しんでみたい。[真狩祐志]『伏 鉄砲娘の捕物帳』 全国公開中http://fuse-anime.com/