映画祭のオフィシャルコンペには、『おおかみこどもの雨と雪』のほか、北村龍平監督『No one lives』、矢口史靖監督『ロボジー』、大友啓史監督『るろうに剣心』、塩谷直義監督『BLOOD-C The Last Dark』が出品されていた。また、アニメーション部門には、窪岡俊之監督『劇場版 ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』、新海誠監督『星を追う子ども』、杉井ギサブロー監督『グスコーブドリの伝記』が上映されている。 最優秀ファンタスティク映画賞、最優秀監督賞、批評家賞は、いずれもフランスのレオス・カラックス監督とその作品『Holy Motors』が受賞した。短編アニメーション賞は、スペインの『Fuga』(ファン・アントニオ・エスピガレス監督)が選ばれた。