ソリトンシステムズは25日、スマートデバイスの業務利用におけるセキュリティと効率的な導入・管理をサポートするアプライアンス「NetAttest EPS-ap」のハイエンドモデル「DX04」を販売開始した。 スマートデバイスの業務活用が急速に拡大し、数千~数万台規模の導入を検討する企業もある。それに伴い、企業内ネットワークに安全に接続する方法や紛失盗難の際のセキュリティ対策、デバイスの設定・配布や管理の重要性が高まっている。 「NetAttes EPS-ap」アプライアンスは、デジタル証明書による認証や、デバイスの設定や配布に伴う作業を自動化するなど、スマートデバイスの安全で効率的な業務活用をサポートする。 新たにラインナップしたハイエンドモデルDX04では、5万台までのスマートデバイスが管理できる。従来、導入デバイス数が2000台を超える場合、NetAttest EPS-apによるデバイス管理システムを分割する必要があったが、DX04では5万台までを1台で対応できるため、大規模環境のシステム構築が容易になる。 同時にソリトンは、従来モデルにも適用できる新版ファームウェア(V1.2)をリリースした。MDM(=Mobile Device Management)機能を追加し、インストールされているアプリケーションの確認や、万一の紛失盗難の際には、リモートでのデバイスロックやワイプができるようになった。デバイスロックおよびワイプは、管理者だけでなく、デバイス利用者自らが専用ウェブ画面から実行する「セルフメンテナンス機能」も備える。 セルフメンテナンス機能により、深夜・早朝や休日など管理者不在の時間帯に発生した紛失・盗難インシデントに対しても迅速に対処でき、多忙な管理者の手を煩わせることなく、管理業務の効率化が図れる。 NetAttest EPS-apハイエンドモデルDX04の価格はオープン。利用には別途NetAttest EPS(89万円~)、およびNetAttest EPS 拡張CAオプション(50万円~)が必要。
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