「ゴジラ」シリーズは、日本の東宝が生み出した巨大な怪獣ゴジラが登場する人気映画である。1954年の映画『ゴジラ』の誕生以来、数多くの映画が作られ、人気を博してきた。しかし、2004年の『ゴジラ FINAL WARS』以来シリーズ製作は途絶えている。 一方、シリーズは巨大怪獣映画のルーツとして、海外でも高い人気を獲得している。1998年には、やはり米国でローランド・エメリッヒ監督、トライスター・ピクチャーズにより巨額の予算をかけたハリウッド映画『GODZILLA』が製作されている。全世界で3億8000万ドルの興収を上げるヒット作になった。ただし、本作は米国では16年ぶりの新作映画となるが、製作の枠組みは大きく変わる。