レノボ・ジャパンは29日、カーボン素材を筺体に採用し、世界最軽量をうたう14型Ultrabook「ThinkPad X1 Carbon」を発表した。販売開始は企業向けモデルが29日から、直販サイトでは30日より順次となる。価格はオープン。 予想実売価格は、Core i7-3667U(2.0GHz)搭載モデルが162,000円前後、Core i5-3427U(1.8GHz)搭載モデルが122,000円前後。 同製品は解像度1,600×900ピクセルで、ノングレアの14型液晶ディスプレイを搭載するUltrabook。ボディにカーボン素材を採用し、重さは約1.36kg軽量設計で、14型Ultrabookとしては世界最軽量をうたっている(2012年8月、同社調べ)。 複数モデルを用意し、CPUは第3世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーを搭載する。最薄部約8mmの薄型ながら、キーボード打感は長時間の入力でも快適で、ミスタッチを防ぐ設計を確保したという。また、マルチ・ジェスチャーに対応する、ガラス製のタッチパッドを搭載している。 ストレージは256GBのSSDもしくは、128GBのSSDを搭載。連続使用時間は約7.8時間で、35分で約80%の急速充電が可能な「ラピッド チャージ」機能を搭載する。さらにバッテリ駆動により、スタンバイ状態を30日間維持できる。また、高速な無線LAN接続に対応する「RapidConnect」、高速なシステム再開を可能とする「RapidResume」も利用可能。 標準構成のおもな仕様として、OSはWindows 7 Professional。メモリは4GB。ワイヤレスは802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0。インターフェースはUSB3.0/USB/4in1カードリーダーなど。指紋認証機能を備える。本体サイズは幅331×高さ8~18.8×奥行き226mm。