NASAは12日、火星探査機キュリオシティが撮影した、最初の360度パノラマカラー画像を公開した。 キュリオシティ周辺で灰色の地面は、下降時のロケット噴射によって表面が吹き飛ばされた部分。またカラー画像によって、地表面の物質の違う可能性がより強くなった。 写真は日本時間9日に撮影されたもの。1200×1200ビクセルの画像から144×144ピクセルの画像を切り出し、130枚の小画像を合成して1枚のパノラマ写真にした。大きな画像は後日、地球に送信される予定だ。写真は火星の午後に撮影されたものだが、火星は地球よりも太陽から遠いため、実際はこれほど明るくなく、画像は補正されている。