中国Baidu社は9日、中国ですでにサービス展開しているナビゲーションサイト「hao123」(ハオイチニーサン)について、日本での本格展開を開始することを発表した。同日より、新機能を追加した新バージョンを公開している。 「hao123」は、有名サイトを分類して表示するなど、各サイトのサービスを簡単に呼び出せるようにしたナビゲーションサイト(ポータルサイト)となっている。 日本語バージョンの「hao123」(jp.hao123.com)では、日本市場に特化し、30の人気サイトをアイコン付で「超人気サイト」カテゴリとして表示している。アイコン無しの「便利サイト」は、16ジャンルを用意。これらのサイトリストは、Baidu独自のアルゴリズムでユーザーの傾向を予測し、常に更新される予定だ。 また右側には、メールログイン、乗換案内、天気情報、地図、テレビ、占いと宝くじなどの生活便利ツールを設置。検索ボックスでは、画像、動画、地図と新聞などの検索を提供するとともに、辞書や翻訳機能などのその他の機能も用意する。なお検索ボックスは、デフォルトでは、BaiduではなくGoogleとなっている。