KDDI研究所とシステムソフトは1日、Twitterに投稿された商品やコンテンツに対する文書を解析することで、投稿者のプロフィール(年齢、性別、職業、出身、趣味など)別の評判を、リアルタイムで分析するサービス「Social Media Visualizer」の提供を開始した。 「Social Media Visualizer」は、Twitter等のソーシャルメディア場での発言を解析し可視化するツール。調べたいキーワードを入力すると検索結果からユーザのプロファイリングを行い、年齢、性別、職業などのユーザ属性を推測して分析を行える。 ユーザーが指定したキーワードについてのTwitter投稿をその場で解析・可視化するSearch機能のほか、特定のキーワードについてのツイートを24時間監視するReport機能、ネガティブな発言の割合が急増するなど、通常とは異なる現象があった場合にメールで報告するAlert機能などが利用可能となっている。 KDDI研が開発した、投稿内容から投稿者のプロフィールを自動的に推定する技術をベースにしたもので、自社や競合他社のキャンペーン直後の反応分析、企業の経営層やブランドマネージャ、カスタマサポートによる評判の傾聴といった活用が想定されている。サービスの販売およびサポートはシステムソフトが提供する。価格はWebサービスが初期費用5万円、月額費用5万円~。API/DBアクセスサービスが初期費用30万円、月額費用10万円~。