宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、種子島宇宙センターからの宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)/H-IIBロケット3号機(H-IIB・F3)の打上げを21日11時06分18秒(日本標準時)に行うと発表した。JAXAでは同日10:00から、打ち上げの様子をライブ中継する。 宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)は、無人の宇宙船で、食糧や衣類、各種実験装置など最大6トンの補給物資を地上約400キロメートル上空の軌道上にある国際宇宙ステーションに送り届ける。補給が済むと用途を終えた実験機器や使用後の衣類などを積み込み、大気圏に再突入して燃やす。「こうのとり」を搭載するH-IIBロケットは、H-IIAロケットで培った技術を最大限活用し、低コスト、低リスク、短期間での開発に成功した世界最高水準の打ち上げ能力を持つ日本の大型ロケットだ。 21日の打ち上げの後、ISSとの結合は27日、ISSからの離脱は8月28日を予定している。