シチズン・システムズ株式会社は、歩数計peb(ペブ)シリーズに、電子マネーの残額も確認できる「電子マネービューアー」付き歩数計「TWCT501」を、7月下旬より発売する。 「TWCT501」は、歩数計測に加えてFeliCa通信技術を用いた「非接触ICカード」で、電子マネー残額を読み取って表示することができる「ビューアー機能」を搭載した業界初の歩数計。ICカードの上に同商品を乗せ、読み取りボタンを押すだけで残額確認が可能となる。 近年、電子マネー付きICカードは増加している。しかし、カードに残額表示がされないため、支払い時の残額不足や、駅の改札で止められてしまうといった不便さもあった。同社は今回の商品企画で、毎日手軽に携帯できる歩数計に「ビューアー機能」を搭載することで不便さの解消を目指した。 歩数計機能としては、ポケットやバッグ等に携帯しても正確な歩数を測れる3D加速度センサーや、14日分メモリー、時計機能など便利な機能を搭載。また、太いフォントで表示部を大きくし、見やすさアップを図った。カラーはホワイト・ピンク・ブラックの3色が揃っている。 歩数計にビューアー機能を搭載した業界初の試み。幅広い年齢層への普及に至るだろうか。動向に注目したい。