McAfee Inc.の日本法人であるマカフィーは9日、McAfee Inc.とオンラインバンキングセキュリティの米Guardian Analytics社が6月26日に共同で発表した報告書「分析:Operation High Roller」の日本語版を公表した。
「Operation High Roller」は、12以上のグループから成り立つサイバー犯罪者の組織によって行われている、高度なサイバー金融詐欺だ。グローバル規模で銀行システムにアクセスし、残高の多い個人や企業の口座に対して、不正に自動化された高額な取引を仕掛けており、信用協同組合、グローバル銀行、地方銀行など、何千にも上るさまざまな金融機関に影響を与えているという。