日本放送協会(NHK)は5日、NHK放送技術研究所(NHK技研)が、欧州最大の放送機器展示会であるIBC(International Broadcasting Convention)の最高の賞「IBC国際栄誉賞」を日本で初めて受賞することになったと発表した。 同賞は、放送・映画・メディア産業などの分野において、国際的に優れた貢献をした個人または組織に贈られるもので、研究機関が受賞するのは今回が初めてとのこと。今回の受賞は、NHK技研が「放送技術の研究開発において先導的な役割を果たしてきたこと、研究開発の成果を放送現場で活用してきたこと、さらには放送システムの開発だけでなくコンテンツの制作手法や視聴者の利用形態などの両面からも放送技術の将来を示してきたこと」が高く評価されたものだという。 NHK技研は1930年の開所以来、ラジオ、テレビ、衛星放送、ハイビジョン、薄型ディスプレイ、デジタル放送の研究開発など、放送技術のあらゆる分野で多くの成果を上げてきた。今後は、放送通信連携サービスの実現に向けたハイブリッドキャストや次世代の放送サービスとして期待されているスーパーハイビジョンなどの研究開発を推進していくとしている。 なお、同賞の授賞式は、9月9日にオランダのアムステルダムで開催されるIBC2012の会場で行われる。
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