オリンパスは5日、メガネへの着脱式でシースルータイプとなるウェアラブルディスプレイの試作機「MEG4.0(メグ4.0)」の開発を発表した。 同試作機は、メガネに装着することで日常生活での利用に対応する超小型のウェアラブルディスプレイ。同社独自の瞳分割シースルー光学系の採用により、メガネを通した視界をさえぎらずにディスプレイ表示を視認できることをうたう。 Bluetooth 2.1を搭載しており、スマートフォンやタブレットなどとワイヤレス接続し、スマートフォンやタブレットなどの画面表示に対応。方位・加速度センサーを内蔵したことで操作系インターフェースへの応用が可能なほか、GPSとの組み合わせでさまざまなアプリケーションへの展開にも対応する。 解像度は320×240ピクセル、輝度は10~2,000cd/m2、バッテリの駆動時間は、連続表示が約2時間、3分ごとに15秒間の間欠表示を行なう場合は約8時間。本体サイズは全長が196mm、重さは30g以下(バッテリ含む)。
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