調査会社のIDCは6日(現地時間)、携帯電話の市場予測を発表した。5年後にはWindows Phone(Windows Mobileも含む:以下同)のシェアがiOSを追い抜くという。 2012年の市場シェアではAndroidが61%、iOSが20.5%、Windows Phoneが5.2%となっている。予測では、Androidのシェアは2012年がそのピークで、その後は減少する。ただしシェアトップは維持し、その市場は主にサムスンによって牽引されるとしている。 iOSはiPhone 4Sの好調な販売がシェアを支えるものの、5年のあいだにわずかだがシェアを落とすとしている。同時に、シェアを維持するには新興市場での成長が重要だとしている。 そしてWindows Phoneだが、このプラットフォームを採用するノキアが新興市場を得意としているためシェアを伸ばし、5年後にはiOSを抜いてシェア2番目のプラットフォームになるとしている。 全体として、今後5年間の携帯電話市場は新興市場に左右されるとの予測といえる。インドなどの新興市場では携帯電話にFMラジオ機能が必須であったり、メッセージ機能が極めて重要視されるなど、特殊なニーズがある。ノキアはそうした市場で低価格なモデルを提供してきた実績があるのに対して、アップルは基本的にラインナップを1機種のみに絞っており、新興市場にフォーカスした製品を発売するのが難しい。
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