インターネットイニシアティブ(IIJ)は、iPadを活用した高性能POS(販売時点情報管理)システムをクラウド型で安価に提供する「IIJ Smart POSサービス」を発表した。7月1日より提供を開始する。 「IIJ Smart POSサービス」は、流通小売業向けに、店舗に設置するPOS端末から、精算・売上管理・在庫管理などの店舗管理機能や、会員管理・販売促進などの顧客管理機能までをトータルに提供するクラウド型のPOSサービス。ユーザーは、サービス専用サイト上で、全店舗の売上高・在庫状況をリアルタイムに把握できるほか、売れ筋商品などの分析、入出庫処理、棚卸処理などのさまざまな管理機能を簡単に利用できる。さらに、会員情報の集計・分析機能や、オンラインクーポン発行・メールマガジン配信等の販促機能も合わせて提供される。CMS(コンテンツ管理システム)機能を使えば、店舗情報・クーポン・ポイント情報などを提供するモバイル向けのWebサイトを構築することも可能。 POS端末としては、従来のPOS端末に代わり、Apple社のiPadを提供。動作確認済みのバーコードスキャナ・キャッシュドロアー・レシートプリンタなどの周辺機器も一元的に提供する。また、IIJ独自の端末管理システムにより、常に最新のアプリケーションが利用可能となっている。POS機能は、1端末あたり月額費用20,000円から、利用可能(初期費用別)。POSデータを集計・分析するサーバは、IIJのデータセンター内で24時間365日運用管理される。なお、繁忙期や催事などで一時的に端末を追加したい場合にも、1か月単位で利用できる「短期レンタルパック」も提供される。
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…