東武鉄道などは10日、東京スカイツリータウンに直接乗り入れる「スカイツリーシャトル」のガラスルーフ仕様車両を公開。ベース車はいすゞ『エルガミオ』で、ルーフや前後のデザインはオリジナルのものとなった。天井は、クーラーユニットのある前部からガラスルーフまでひとつのラインで結ばれるデザインとなり、フロント・リアのランプ類はオリジナルのものが配された。側面はスカイツリーの鉄骨があしらわれ、右側面に「粋」、左側面に「雅」のライティング色が描かれている。客室は、定員57名(客席25、立席31、乗務員1)のノンステップタイプ。フロアまわりはウッド調、シートは暖かみのあるブラウンでまとめられた。東京スカイツリーの高さ634mにあわせ、車両番号を「・634」としたこのグラスルーフ仕様バス。5月22日から本運行が始まるスカイツリーシャトル上野・浅草線の運用に、同タイプ2台と一般タイプ3台の計5台(うち予備車1台)が導入される。同路線の管轄は東武バスセントラル西新井営業所。