グリーは23日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「GREE」の全決済サービスについて、未成年ユーザーの利用金額制限を導入することを発表した。同日ディー・エヌ・エー(DeNA)も、「Mobage(モバゲー)」において制限の導入を発表した。 グリーでは4月1日より、通信キャリア決済サービスについては、15歳以下のユーザーには月間5,000円まで、16歳から19歳までのユーザーには月間10,000円までとする、未成年ユーザーの利用金額制限を導入していたが、これをキャリア決済サービスのほか、クレジットカード、BitCash、Edyなどの全決済サービスに拡張する。開始日は26日(GREEプリペイドカードについては、システムの準備が整い次第、導入)。 一方DeNAでは2007年より通信キャリアが未成年者に対して設定している利用金額の制限を適用していたが、GREE同様に全決済方法において、仮想コインの購入金額に制限を設ける。開始日は6月めどの予定。 両社およびNHN Japan、サイバーエージェント、ドワンゴおよびミクシィのプラットフォーム事業者6社は、「ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会」の第1回会合を23日に開催。、「リアル マネー トレード(RMT)対策の強化」「青少年ユーザーの適正利用のための環境整備」などの取り組みを実施するとしており、その具体的なアクションの第一弾となる。