そして最優秀賞に輝いたのは『LIGHT UP TOKYO』(エキサイト株式会社)。これは東京スカイツリーをテーマに、自分だけのスカイツリーのライトアップを作れるというアプリ。同社の小島靖彦氏は「5人の社員が関わり、バンダイさんから出ている1/700の模型(なんと4万円)を購入したり、新入社員がクリスマスイブを返上して写真を撮影しにいったりしました」と非常に力の入ったアプリだったとコメント。「スカイツリーだけでなく、今の世の中を少しでも明るくしたいという思いでライトアップというテーマを選びました」と話していました。
審査委員長を務めた武蔵野学院大学 准教授でモバイル学会副会長を務める小暮祐一氏は「良い作品が非常に多い中でも、『LIGHT UP TOKYO』は総合力で突出したものがありました。作品自体のクオリティはもちろん、スマートフォンの幅を広げつつ、企業にとってマーケティング的な価値があるという点でも、第一回の最優秀賞に相応しい作品でした」とコメント。アプリ自体の出来だけでなく、今回のテーマへの回答としても優れたものであったと述べました。