電子情報技術産業協会(JEITA)は23日、2月の「パーソナルコンピュータ国内出荷実績」を発表した。1月のマイナス成長から一転して、前年同月比を上回るプラス成長に回復した。 2月の出荷台数合計は101万7千台で前年同月比121.3%、出荷金額合計は762億円で前年同月比110.3%のプラス成長となった。内訳を出荷台数/前年同月比で示すと、デスクトップPCは30万5千台/119.2%で、液晶一体型(オールインワン)が15万3千台/117.9%、セパレート(単体)が15万3千台/120.6%。ノートPCは71万2千台/122.2%で、モバイルノートが16万6千台/117.4%、A4型が54万6千台/123.8%となった。 地デジチューナー内蔵PCは、出荷台数が9万4千台で前年同月比が113.4%。内訳として出荷台数/前年同月比は、デスクトップPCが8万8千台/128.4%、ノートPCが6千台/43%というデータである。 出荷台数合計の前月比が120%を上回るのは昨年7月以来となる。また、地デジチューナー内蔵ノートPCを除き、いずれも出荷台数は前年同月比を上回った。なかでもデスクトップPCが好調で、昨年9月以来、最も多い出荷台数となった。