日本マイクロソフトは23日、「Microsoft SQL Server 2012」を4月1日より提供開始することを発表した。SQL Server 2012の企業向けボリュームライセンスを4月1日に、パッケージ製品を5月18日にそれぞれ提供開始する。 「Microsoft SQL Server 2012」は、「ビッグデータ」を活用した迅速かつタイムリーな意思決定や、ミッション クリティカルなシステムに求められる高可用性とパフォーマンスを実現する新製品とのこと。「AlwaysOn(オールウェイズ オン) 」機能により、障害発生時に数秒でフェールオーバーできる高可用性と、通常時に待機系を読み取り処理に活用することによる負荷分散を実現した。また「カラム ストア インデックス」機能により、大量のデータをより高速に集計できるようになり、ビッグデータにも対応する。 また誰もが使い慣れたWebブラウザをインターフェイスとする「Power View」機能により、クリック操作だけで高度なデータの可視化を可能にしている。 さらに、パブリック クラウド データベースであるMicrosoft SQL Azureとコードベースを完全に共通化。社内設置型とクラウドにおけるシームレスな運用管理とアプリケーション開発環境が利用可能となっている。 価格は、Enterprise(2コア パックの価格) がOpen Businessで2,560,000円(税抜)、Select Level Aで1,673,200円。新エディションのBusiness Intelligence(サーバ ライセンス)がOpen Businessで1,470,000円、Select Level Aで1,045,000円。Standard(2コア パックの価格)がOpen Businessで667,000円、Select Level Aで436,400円。Standard(サーバ ライセンス)がOpen Businessで153,000円、Select Level Aで109,200円。クライアント アクセス ライセンス(ユーザーあるいはデバイス)がOpen Businessで33,300円、Select Level Aで25,500円。 なお国内では、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、コニカミノルタビジネステクノロジーズ、すてきナイスグループ、ソフトバンクモバイル、名古屋銀行などがSQL Server 2012の早期採用を表明している。
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