米Netflixは25日(現地時間)、第4四半期(10~12月)の決算を発表した。売上は8億7600万ドルと前年同期の47%増を記録した。 市場の事前の売上予測は8億5700万ドルで、これも上回った。しかし、純利益は4100万ドルで前年同期の13%減となった。 Netflixは米国内のストリーミング会員が22万人増えて2167万人になったことも発表した。特に12月に会員が増え、「ネットストリーミングがプラス成長へ戻った」としている。一方で、DVDレンタル会員は270万人も減少した。 また、同社は2012年の第1四半期の見通しとして、DVD会員がさらに150万人以上減少すると予測している。市場ではアマゾンが映像コンテンツのネット配信に力を入れていることから、Netflixの前途は厳しいとの見方が有力となっている。