VODALESが発売した絵本アプリ「夜空のおるすばん」は、夜空が魅力的。iPhone/iPad対応で250円。 「夜空のおるすばん」は、擬人化された月と星が主人公の、至ってシンプルな内容だ。いつも空に輝く月が、その瞳をつかの間閉じる。すると交代に星たちが輝き、月眠る夜空のおるすばんをする。私たちのはるか上空で繰り広げられる、しんと静かな物語である。 水彩タッチで表現された絵に、子どもでなくとも見入ってしまう。その一方で、1ページに1~数行と、文章量は最小限。「今日は疲れたから、しっかり読み聞かせるのはしんどいな…」というときにも、休憩を兼ねてゆっくり楽しめそうだ。もちろん、「絵を読む」楽しさを一緒に味わうのもおすすめである。 本作品は、今年1月末にリリースされた。当初、有料にて配信していたが、3月11日の東日本大震災の発生を受け、作者・渡辺浩彰氏の意向により、2か月後の5月11日まで、被災者支援のため無料配信された経緯をもつ。なお、現在は元の価格の250円で販売されている。 ゆったりと優しい物語に、少しの間でも心安らいだ人は多かっただろう。そう感じると同時に、災害時の絵本アプリの可能性についても考えさせられる作品である。◆夜空のおるすばん価格:250円条件: iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、およびiPad に対応。 iOS 3.2 以降が必要
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